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グリムゼル試験場計画の初期に当たるフェーズTからXの詳細は、GTS Information をご覧ください。
また、試験場の歴史は History of the GTS をご覧ください。
フェーズY
グリムゼルフェーズYは、2003年1月1日に正式に開始され、放射性廃棄物に係わる地下研究所として新たな一歩を踏み出しました。この新しいフェーズでは、より処分環境に近く、より処分に係わる時間スケールや各種条件に近い現象に関する試験を実施することに焦点をおいています。
フェーズXにおける3種類の試験プロジェクト、FEBEX、HPFおよびGMTは公式にフェーズYも継続実施することが合意されました。これにより、長期モニタリングの継続が可能になり、引続き豊富かつ高品質の試験データを、これらのプロジェクトから取得できることになりました。
フェーズYのプロジェクトでは、以下の研究を行います。
- 廃棄体や人工バリア材の輸送、定置、品質管理、監視および必要な場合、放射性廃棄物の回収に関する技術開発と最適化を行う。
- これまで実施されてきた天然バリア中の放射性核種の移行現象の解明からさらに進めて、実際の処分場環境を再現する規模(少なくとも数十メートル)や水理地質条件(例えば低流速域)等を行います。そのためには長期にわたる試験の実施が必要であり、今日まで世界中のどの地下研究施設でも実施されたことの無い新たな試みとなります。
- フェーズYにおいて、グリムゼル試験場は放射性廃棄物処分の分野における現在の世代の専門家達が得てきた知見を、実際に処分場を建設操業する次の世代に継承していくためにも活用されます。
現在、実施中のプロジェクト:
- コロイド形成と移行(CFM)
- 長期の拡散試験(LTD)
- 長期セメント試験(LCS)
- 低PHプラグ構築(ESDRED Module IV)
- モニタリング技術の評価試験(TEM)
コロイド形成と移行(CFM) |

長期の拡散試験(LTD) |

長期セメント試験(LCS) |
現在、計画中のプロジェクト:
- 原位置遠隔操作定置試験(T-H)
- 長期材料試験施設(MTF)
フェーズX
グリムゼルフェーズXは、1997年から2004年まで実施されてきました。その中心的なテーマは、天然バリアとしての岩盤の特性を調査すること、処分概念の実現性を確認すること、およびサイト特性調査手法を確認することにありました。すべてのプロジェクトにおいて、コンピュータによる解析モデルの開発が実施され、モデル性能の向上に貢献することを意図して計画されました。
フェーズXは元々、2003年に終了する予定でしたが、ガス移行試験(GMT)、亀裂性岩盤中の高アルカリプルーム(HPF)、そして高レベル廃棄物処分に関する実規模人工バリア試験(FEBEX)をフェーズVの中でモニタリングの継続をするために1年延長して2004年まで実施することになりました。
グリムゼル試験場におけるフェーズXでは、主に3分野にグループ分けしています。
グリムゼル試験場計画における世界規模の協力体制
長年にわたり多くのプロジェクトを進めてきた経験は、世界から認められる多くのノウハウを産み出しました。フランス、ドイツ、日本、スペイン、スウェーデン、フィンランド、スイス、イギリス、チェコからの13パートナー、またスイスや各国からの数多くの大学、研究所、企業が、グリムゼル試験場のプロジェクトに参画しています。さらに欧州連合(EU)とスイス連邦科学教育機関は各プロジェクトを財政支援しています。
実施・検討されている試験:
間隙の空間幾何学( PSG )
コロイド形成と移行( CFM )
長期の拡散試験( LTD )
原位置遠隔操作定置試験( T-H )
長期セメント試験( LCS )
長期材料試験施設( MTF )
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